梅にも害虫って湧くの?

様々な植物に害虫が発生するように、梅の木にももちろん害虫が発生します。気をつける必要がある害虫の一つ目にはコスカシバが挙げられます。注意しなければならない時期は幼虫の三月から十月です。幼虫の体長は25ミリほどで、成虫は蛾です。

羽は蜂類のように透明なのが特徴で、コスカシバが食べたことによる傷跡が原因で、様々な病気を併発し、最終的には木が弱って枯れることがあります。予防や対策方法としては、幹からヤニや褐色の虫糞が出ているのが目印となるので、このような状況を見つけたら、その部分樹皮をめくってみましょう。乳白色の幼虫がいたら、幼虫を掘り出し、上から木づちなどで軽くたたくようにします。六月から九月にスミチオン乳剤などを数回しっかりと散布することで予防できます。

そしてアブラムシも注意しなければならない害虫の一つです。様々な種類のアブラムシがありますが、注意しなければならない時期は四月から五月です。春になると新葉の裏側に群生して発生し、葉を裏側に巻きこむような症状が現れます。枝の伸びも悪くなり、花芽の形成に影響を及ぼすことでしょう。予防や対策としては、早春にオルトランやスミチオンなどの乳剤を薄めたものを丁寧に散布しましょう。

そして四月から五月に注意しなければならないものがウメケムシとよばれるものです。オビカレハの幼虫で、枝の分岐部分に天幕状の巣をつくって、その内部に毛虫が群生します。夜間に時々出てきて新芽や葉を食害する被害が挙げられます。予防と対策としては、巣ごと取り除いて処分します。剪定の際に枝に生みつけられた卵を処分し、薬剤をたっぷりと散布しましょう。
これ以外にも様々な害虫に気を付ける必要がありますが、基本的に梅の木は日本の風土と合っていることから、病害虫にも比較的強いと言えるでしょう。

とはいえ幼木や弱った木などが害虫にまけてしまうこともあるため、よく観察したうえで、異常を感じた場合には早めに対策を行う必要があります。薬剤はスミチオンはほとんどの害虫に効果があるため、これを上手に使っていきましょう。

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